花町日記

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自分を好きになって

夕方、1年遅れの中学卒業を祝う会の案内状を配っていたら、渡そうとしていた本人にバッタリ。特別支援学級に通っていたその子と話すことができました。

「会場のことは手紙に書いてあるから」というと「地図を見るのが苦手」と言うので、近所だし一緒にお店まで歩きました。

地図を読むのが苦手だったり、通る人や車に注意できなかったり、犬が恐いのに吠えても飼い主の人が知らん顔していたり…日常の困る話をたくさんしてくれました。「私は頭が悪いから、自分が嫌い」という彼女。きっと、小さな頃からずっと色々なことに困っていて、それが彼女の「頭が悪い」からだと思いこんでいるのですね。

中でも辛かったのが、「頭が悪い」から学童に4年通わさせられたという話。学童だと他の人は自由に遊んでいるのに4時45分に部屋に行かなくてはならないし、みんなが私をバカにしたそうです。あの頃、放課後のみどりっ子はまだ始まっていませんでした。今、彼女が緑小学校に居たなら…。

その前に立ち寄った小学校に彼女の特別支援学級の後輩の男の子が二人来ていました。パソコンがある日は、必ず放課後に来てくれるようになって、それ以来パソコンが無くても放課後で遊ぶようになっています。二人とも苦手なことがあるのですが、他の子たちもそれをちゃんと解っています。何より素敵なのは、それを「障害」とは誰も思っていません。

一人の子は、長い文章を書くのは苦手なのですが、色々な言葉や漢字をたくさん知っていて、どんどん書いてくれます。今日は、いろんな品物に値段をつけていました。「ティッシュ1000000600000円ほうきとちりとり2000000000円」かと思うと「カレールー78円サインペンはタダ!」(どうも要らないものは高くて、好きなものは安いみたい笑)みんなそれを本当に面白がっていて、本人も得意満面です。

もう一人は、ビスケットの天才。彼のうごく絵本は絵が上手でストーリーもセンス抜群!作品が上映されると子どもたちはプロジェクターの前に集まります。

彼らも日常、困ることがたくさんあると思うのですが、友だちが認めてくれる(ここが一番大事)得意なことがあって、自分もそれを解っています。もちろん、そういうことは特別支援学級に通っていない子も変わりはありません。誰だって、苦手なことや困ったことがあります。でも、自分が好きでいられるのは、誰かが認めてくれる良いところがあると解っているからじゃないでしょうか?

みどりっ子クラブに来る子どもたちが、みんな自分を好きになって欲しい。それが本当に子どもの居場所だと思います。

あ~あ、自分の子どもたちが小学校に通っている間にできたら良かったのに。全然、間にあいませんでした。口惜しい。

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